とある電気技術者の資格挑戦記

電気、情報系の資格のこと、仕事のこととか

エネルギー管理士免状が届きました

エネルギー管理士免状が届きました。
合格直後に申請していた方は1ヶ月ほどで免状が交付されたようですが、私の場合は申請が遅くなったこともあり、申請から2ヶ月以上経ってようやく手元に届きました。


この資格は試験合格時に省エネルギーセンターからもらえる「合格証」と、実務経験と併せて申請することで経済産業大臣から交付される「免状」に分かれています。
合格証だけではあまり意味がなく、免状を持っていて初めて有資格者として名乗れるので、重みが違いますし、免状を手にすることで資格を取得したという実感がわきます。


思えば前年(令和2年)はコロナ禍の中、資格試験も中止や延期が相次ぎ、勉強のモチベーションも維持しにくい状態でした。こうした中で取得したものですので、色々な意味で思い入れのある資格となりそうです。
電験三種、エネルギー管理士ときたら、次の目標はやはり電験二種。
先の長い挑戦になりそうですが、頑張りたいと思います。

オーム社が対面セミナーを休止

オーム社、対面セミナーを休止

オーム社が対面セミナーを、2020年11月30日をもって休止すると発表がありました。
新型コロナウイルス感染症の影響等を考慮し、講師と対面で講習を行うことは困難であると判断したそうです。
実は私も受講したことがあり、少し残念ではありますが、致し方ないのでしょう。

私の体験談

せっかくなので、私が受講した時の体験談を書き留めておきたいと思います。
平成30年、三種の機械科目の直前演習コースというものに申し込みました。
3日間の日程で、35,000円位だったと記憶しています。
このとき電験三種3年目で機械科目を残すという苦しい状況で、お金をかけてでも少しでも合格に近づきたいと思い、自分を奮い立たせる意味でも、受講を決めました。


実際に受講して良かったなと思うことは以下です。

  • プロの講師の方のレベルの高い講義を受けられる
    →参考書等執筆されている北爪清さんの講義でしたが、独学では習得しづらい分野(例えば、等価回路やベクトル図)についての理解を深めることができてよかったです。
  • 過去問の分析から今年出題されそうな範囲を重点的に講義してもらえた
    →「ここは◯年くらい出てないから今年出そうだね」というのが実際に出たので、分析力は流石だなと思いました。
  • 他の受験者と一緒に講習を受けることで、モチベーションが上がる
    →私の場合、一緒に合格を目指すような仲間がいなかったので、特に良かったです。

最後は自分の努力次第

ただし、注意すべきはとにかく猛スピードで進む講義で、時間内に理解するのは不可能だということ。演習も要点だけで「細かい計算は自分でやってね」というスタンスで、私は復習に10倍位の時間がかかりました。
最後は自分の努力次第。受講すれば合格できるという甘いものではないので、注意が必要です。

最後に

結果として、この年の機械科目に合格し、電験三種に合格することができました。(合格体験記はこちら
独学だけで合格できたかもしれませんが、受講によって得られたものは大きかったと思います。

そういえば、合格発表直後に、オーム社から「試験どうでしたか。受かった場合は是非連絡してください。」というメールが何度か来ましたが、無視してしまいました。何度も来るのがしつこくて・・・
この記事にかえて、報告としたいと思います。

今後はオンライン形式での開催を検討していくとのこと。
これからも電験への挑戦は続けたいと思っているので、行き詰まった時には受講を検討したいと思います。

敵前逃亡

11月22日、工事担任者試験がありました。
4月実施分が新型コロナの影響で延期となり、振り替えとなったものです。


残念ながら、今回の試験は未受験となりました。
理由は業務が多忙だったためで、休日出勤もあり、まともな勉強時間が取れなかったためです。


「お金を払って申し込んだ以上、勉強不足でも受験する」というのが私のポリシーなので、受験地にすら赴かないというのは避けたかったのですが、やむを得ませんでした。


さて、工事担任者は来年度から試験種別(◯◯種の部分)の名称が変わるそうです。
例えば「AI・DD総合種」は、「総合通信」に変更になります。
名称が変わって第1回目の試験ということで、次回は受けられるようにしたいです。