とある電気技術者の資格挑戦記

電気、情報系の資格のこと、仕事のこととか

工事担任者試験も中止

5月24日に行われる工事担任者試験の中止が発表されました。
4月当初は、予定通り実施とのことでHPには書いていましたが、この度の緊急事態宣言の発令を
受け、中止が決定しました。


今回AI・DD総合種で申し込んでおり、勉強も進めていたので残念ですが、この状況では仕方のないことだと思います。
情報処理技術者試験も中止が発表されていますが、今後もあらゆる試験で中止や延期等の対応が続いていくのではないでしょうか。


とにかく今できることは、一国民として感染拡大に関与する行動をしないこと。
先が見えない状況で不安ですが、一日でも早く終息に向かって行くことを願います。

情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の中止が決定

3月24日、IPAが令和2年度春期情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の中止を発表しました。
理由は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためで、代替措置等は今後検討とのことです。
受験者として試験が通常通り開催されるのか心配でしたので、判断が難しい中でも早いタイミングで発表してくれたことは良いことだと思います。


しかし、私をはじめ試験に向けて勉強をしていた人にとっては、やはり残念な気持ちもあります。
秋季も開催される区分ならまだ良いですが、いわゆる高度試験(「プロジェクトマネージャ試験」、「データベーススペシャリスト試験」、「システム監査技術者試験」、そして私の受験する「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」)は、春季しか開催されません。さらには午前試験の免除期間も限られているので、1回の試験の重みが違います。状況が状況なので仕方ないと思いますが、やりきれない思いの方もいるでしょう。
免除期間については、高度試験に限らず今回の中止により不利にならないように措置を検討するとのことです。


国家試験の開催にも影響を及ぼしている新型コロナウイルス。
今後どうなっていくのか分かりませんが、少しでも状況が好転することを願います。

認定電気工事従事者認定講習を受けてきました

先日、11月に申し込みをした認定電気工事従事者認定講習を受けてきました。


講習を受けるべきかどうか

実は直前まで講習を受けるべきかどうか迷いました。
新型コロナウイルスの感染拡大が叫ばれる中、人が密集するような講習に参加することに不安だったためです。


主催者(電気工事技術講習センター)は、感染拡大防止の措置を講じた上で計画通り実施するとしながらも、欠席した申込者には特例として当面(1年間)の再受講を可能とするとの連絡がありました。
通常、欠席した場合は受講料が返金されませんが、こういった対応をしてくれるのであれば、見送ることも賢明な選択だと思います。
悩んだ末、参加することにしました(次回の試験地が今回と変わってしまうことが理由の一つです)が、当日の体調、エチケット(マスクやハンカチ等)を万全に準備をして臨みました。


内容について

2名の講師の方による6時間の講習でした(ちなみに講師の方もマスク着用です)。
前半は「配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」「電気工事の施工方法」で、現役で工事の施工管理をされている方の講義でした。内容としては二種電工や電験を持っている人であれば勉強する内容ですが、現場の最新事情や参考書には載っていないことを随所で教えてくれるところが良かったです。
後半は「自家用電気工作物の検査方法」「自家用電気工作物の保安に関する法令」で、電験三種の法規の範囲に近かったです。私が法規を勉強したのは3年前で、記憶から薄れている部分もあったので良い復習になりました。


思えば私は、電験三種も第二種電気工事士も今の仕事をするようになってから独学で取得しており、こういった講習を受ける機会がありませんでした。
しかし、今回の講習で、「ここは自分でも説明できるぞ」というものから「へ〜そうなんだ」「ちょっとよく分からないな」というものまで、人の説明を聞くことで改めて自分の理解度を確認できたように感じます。
長時間話を聞くだけの講習で退屈なのかなーと心配でした(実際、実務をされている方にとっては知っていることばかりだと思います。)が、個人的には思っていた以上に面白く、ためになる講習でした。
認定証の交付も早速必要書類を揃えて申請していこうと思います。