とある電気技術者の資格挑戦記

電気、情報系の資格のこと、仕事のこととか

第二種電気主任技術者試験を受けてきました。

9月12日、電験二種一次試験を受験しました。
電験は一昨年の三種取得以来ですが、3年連続で受けてきており場慣れもしていますので、初めての緊張感等はなかったです。
偶然にも2週間前に受験したエネルギー管理士試験と同じ試験会場でした。会場までのルート等を調べる必要がないのでとても楽でした。


試験までの準備

8月下旬までエネルギー管理士試験に注力していましたので、二種としての勉強期間はほとんどなく、試験後2週間という限られた期間で対策をしました。
このため、弱気ではありますが、科目合格狙いで最低2科目、三種で苦労した理論・機械の合格を目標にしていました。
 

結果 〜機械圧勝、理論法規ボロ負け、電力ギリギリ?〜

自己採点では、基準点の6割に達してる科目は電力・機械のみでした。
理論・法規はいずれも基準点を大きく下回りました。調整が入る可能性はありますが、40点代はまず不合格でしょう。

科目 自己採点 得点率
理論
47/90
52.2%
電力
54/90
60.0%
機械
82/90
91.1%
法規
46/90
51.1%


理論

静電気、半導体の電気伝導はよく出来ましたが、過渡現象・計測に惨敗。
理論科目の難易度の高さを痛感しました。
過去問を解いていた時点で分かっていましたが、微積分等の数学の知識が必要になり、相当の準備が必要だと思い知らされました。


電力

問2、問7は全問できましたが、他は全体的に落としました。
手応えも微妙だった分、ギリギリ6割というのは喜ぶべきかどうか複雑なところです。
思えば電力科目は3種でも1年目で基準点と同点で受かっていますが、全体的に勉強不足は否めません。


機械

4科目中ダントツの高得点でした。
機械科目は三種で最後まで苦労した科目でもあり、また一番勉強した科目でもあるので、受かっているかどうかよりも、高得点とれたことが素直に嬉しいです。
選択問題は得意分野の情報処理を選択。コンピュータのタスク管理が出ることに驚きましたが、情報処理技術者試験の知識があれば余裕です。


法規

受験にあたって勉強をまったくしていないので想像通りの結果です。
大問はどこが出来ないというよりも、全体的にボロボロ落としている感じです。
3種の受験時(法規科目合格は4年前)以来なので知識が抜けているというとそれまでですが、免状所持者としては情けない結果です。


総括

十分な勉強期間がなかったといえ、特に理論科目は悔いの残る結果です。
今回の結果が今の自分の実力と受け入れて、来年リベンジ(一次試験突破)できるようにしたいです。
まずは10月23日の試験結果発表を待ちたいと思います。